育児休業中のリアルな夜間スケジュール
育児休業開始後、まず覚悟を決めて立ち向かわなければいけないのは、
一般企業では体験することのない過酷な睡眠サイクルだ。
生後すぐは3時間おきに授乳をする必要があるため、これまでの7時間まとめて寝れていた生活はどこへやら。
たとえば、深夜帯はこんな生活リズムになる。
- 22:00~23:00 授乳
- 23:00~01:00 睡眠
- 01:00~02:00 授乳
- 02:00~04:00 睡眠
- 04:00~05:00 授乳
- 05:00~07:00 睡眠
そして朝を迎える。
こればっかりは覚悟を決めるしかない。この睡眠時間も子どもが泣けば削られていく。
そのうえで、限られた睡眠時間の質を少しでも上げるために役立ったYouTube動画を今回紹介する。
今回は、Mindset Coaching Academyさんの睡眠改善術に関するYouTube動画を拝見して、パパ育休中の私が実践してみたことを紹介する。
YouTubeレビュー|【睡眠の秘密】ビジネスアスリート必見の睡眠改善術/朝日と環境調整で体内リズムを整える方法(Mindset Coaching Academy)
動画が教えてくれる4つの睡眠改善術
この動画では、ビジネスパーソン向けに、
睡眠の質を上げることは仕事のパフォーマンスを向上させることに繋がると解説しながら、
4つの具体的な睡眠改善術を紹介している。
- 寝室のドアは開ける
- スマホは枕元に置かない
- 起床時に朝日を浴びる
- 寝る直前に飲酒・動画視聴は控える
中でも、2番目「スマホを枕元に置かない」が新鮮で、かつ論理的な見解だったため、
育児休業中の私も実践してみた。
スマホが近くにあるだけで眠りが浅くなる?
なにやら、現代人の脳は、スマホが枕元に置かれているだけで、
深い眠りにつけなくなっているらしい。
スマホが枕元にあると、脳がスマホから通知があった際に反応できるよう、
無意識のうちに待機状態になってしまい、深い眠りに入ることを妨げているのだそう。
これは、母親が赤ちゃんの泣き声ですぐ起きられる現象とよく似ていて、
脳が「子どもが泣くかもしれない」と備えているため、深く眠れないのだそう。
このことからも、パパの睡眠の質はできる限り改善して、
日中帯にパートナーが仮眠できるよう準備しておきたい。
スマホは枕元ではなく足元に
では、早速スマホを枕元から離して寝てみよう。
すると、きっとパートナーはイライラを募らせてしまうだろう。
授乳時間に起きるつもりが無いのか、と。
スマホを枕元に置くのは止めようとなると、
どうやって目覚ましをかけるのかという話になるが、選択肢は2つだ。
- 目覚まし時計を置く
- スマホを足元に置く
我が家は目覚まし時計はもとより、時計が1つも家の中に無いため、
スマホで目覚ましをかける必要がある。
枕元がダメなら足元だ。
実践してみた結果
実際にやってみると、明らかに「寝つきが良くなった」感覚がある。
また、目覚ましが鳴るまで、途中で起きてしまうことは一度も無い。
大げさに睡眠の質が向上したと、数字で証明することは難しいが、
体が「寝るモード」に入りやすくなり、睡眠導入ルーティンとして機能していると私は感じる。
補足:アイマスクとの併用も効果的
加えて、アイマスクを使うようにしたことで、さらに睡眠導入がスムーズになった。
※使用しているTEMPURのアイマスクについては別で詳しく紹介予定
補足:ベビーモニターがある場合
我が家はCuboAiというベビーモニターを導入している。
CuboAiが万が一アラートを出した際は、モニターをすぐ確認できるようタブレットを枕元に置いている。
これは普段スマホのように通知を頻繁にチェックしていないデバイスなので、
脳への影響も少ないと判断している。
※CuboAiの使用レビューも後日公開予定
まとめ
育児休業中に避けては通れない細切れ睡眠の毎日でも、
睡眠の質を高められれば、翌日のダメージは心身ともに大きく変わる。
そのことは、パートナーとの良好な関係を維持する土台にさえなった。
育児休業中は、パートナーをサポートするために良く寝るべきだ。
「睡眠の質を上げることは育児のパフォーマンスを向上させることに繋がる。」
おわりに
「寝る前にスマホ(ブルーライト)は見ないように」はもう当たり前。
最新の睡眠改善術では「寝ている間もスマホは枕元に置かない」ことが重要とされている。
この方法がすべての人に効くとは限りませんが、睡眠に悩む育児休業中の方はぜひ一度お試しを。
本YouTube動画では、これ以外にも睡眠改善術がロジカルに紹介されているので是非チェックしてほしい。