初めての来客と「家のにおい」問題
育児休業が始まって2週間、少しずつ生活のリズムに慣れてきた頃。
パートナーの両親が赤ちゃんに会いに来た。産後初めて、家へ人を招いたのだ。
子どもが比較的寝ている時間帯、13時にスケジューリング。
それに合わせて、ほとんど手を付けられていなかった床や水回りの掃除をして、来客に備えた。
ふと掃除が終わると気付く。
「ん?もしかして、この家くさい?」
鼻が慣れてしまっているだけで、実は部屋中におしっこやうんちのにおいが漂っているのでは。。と不安に。
赤ちゃんがいるので、消臭スプレーを使うわけにもいかず。
「ちょっとにおうかもですが、、」と一言添えながら、玄関で両親を迎えた。
においの正体
慣れないおむつ交換で、おしっこが服に漏れてしまうことや、うんちがついてしまうことは多々あった。
特に防ぎようがないのは、おむつ交換中や沐浴後に不意にされるおしっこやうんち。
うんち処理中にされる「追いうんち」には平常心ではいられない。
そんな汚れた子どもの服は、軽く予洗いはするにせよ、私やパートナーの服と一緒に洗濯していた。
よくよく嗅ぐと、ほのかに感じるかも。。
ドラム式の乾燥機特有のにおいも相まって、
家の中に、おしっこやうんちのほんのりとした「人間臭」がこびりついているような気がした。
洗濯のこだわりと悩み
さて、これは私のこだわりなのだが、我が家では柔軟剤や香り付きの洗濯ビーズは使用しない。
服に薬品がコーティングされる感覚があり、肌への影響が気になるからだ(大人も子どもも)。
また常備する洗剤類を減らして、固定費を削減したいというのも理由のひとつ。洗濯洗剤ひとつで解決したい。
だが、より良い洗濯洗剤をYoutubeでリサーチしようにも、今使っている洗濯洗剤も十分な消臭機能が付いていたため、これ以上のものが見つかる気もせず諦めていた。
助産院で出会った“自然なにおい”
しかし、最良の出会いはすぐに訪れた。
パートナーが産後ケアで訪れた助産院で「これだ」というものが。
そこの肌着やタオルからは、人間臭はもちろん、強い香料のにおいは無く、
良い香りがほんのりとだけする絶妙な仕上がり。
少し興奮気味に助産師さんに尋ねると、大したものは使っていないですよと教えてくれたのが、これだ。
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まさか、介護用とは、目からうろこだ。
たしかに、理にかなっている。ニーズは同じ。
においのケアが求められる現場に適しているものだから、育児にもぴったり。
介護用というだけに、なんだか信頼できてしまう。
私の使用方法
ドラム式にも使用可能。
パッケージには「水30Lに対して30mlが目安」と記載があるが、私は25mlで使用している。
30mlだと少し薬品のにおいが強く残ってしまい、
25mlだと助産院で嗅いだやさしいにおいと近かった。
メーカーにも赤ちゃんに使用可能だと確認済みだ。
おわりに
育児休業が始まってまだ間もないが、
数か月後には離乳食で服を汚して、
数年後には思う存分、服を泥だらけにして帰ってくる未来も自然と見えてくる。
そんな時、この洗剤と出会えたことは、どんなに服が汚れても大丈夫だという心の安心に繋がった。
同じように、洗濯とにおいに悩む育休パパの「出会い」になってくれればうれしい。