なぜ人生が進んでいない気がするのか。
それを考えると、そもそも「人生が進んでいる感覚」とは何だったのかが気になってくる。
仕事をしていた頃は、この感覚について深く考えることはなかった。
プロジェクトが進む。
数字を追う。
進捗する、させる。
評価する、させる。
分かりやすい物差しがあった。
でも、その物差しがなくなると、
毎日忙しくても、なぜか「進んでいる感じ」がしない。
家事をしても、
考え事をしても、
同じように時間は過ぎていく。
ただ、それだけでは
前に進んでいる実感は生まれにくいのか。
他者と関わっていた。
役割があった。
社会と、少しつながっていた。
振り返ってみると、
今の停滞感は「何もしていない」からではなく、
進んでいると感じられる条件が、
生活の中から抜け落ちているだけ
なのかもしれない。
まだおぼろげなモヤの中にいる感覚だ。